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「2023年競輪表彰選手」が公益財団法人JKAより発表され、岡山121期の太田海也選手が優秀新人選手賞に選ばれました。世界の舞台でも活躍している太田選手から、地元ファンへメッセージをいただきました。

Q　１番記憶に残っているレースは？

日本の競輪では競輪祭の決勝が一番印象に残っています。自分がいい状況の中、仕掛けていけなかった自分の弱みも出たレースでした。仕掛けにいってダメだったらよかったがそれができなかった、そしてそれを理解できたことが今の成長に繋がっていると思います。その経験を活かしてヤンググランプリでは、すかさず勝負できました。ヤンググランプリに繋がったこの競輪祭決勝のレースが一番印象に残っています。 国際競輪ではネーションズカップ第１戦のジャカルタ大会でハリー・ラブレイセン（オランダ）と対戦したスプリントのレース。そのレースで初めて世界王者と戦うことになってレースへの挑み方やオーラ、全てにおいてまだまだ自分では同じステージに立つことが精一杯だと感じた。これを経験し、自分なりに勉強してこの１年間やってきたので、今年戦える選手になって今の舞台に立てているのではないかと感じています。

Q　地元ファンへ

地元玉野バンクでずっと練習してきて、熱く応援してくださる方も多く、その声が耳元まで届いて、さらにネットを通してSNSでも応援が届いて、今岡山に帰ることが少ない状況ですが、その中でも応援してくださることが本当に嬉しいです。だからこそ今、しっかり自分の出来ることをして、岡山を盛り上げられるように頑張っていきたいと思います。