日本初のホテル併設型競技場

電話投票番号61#

INTERVIEW前検インタビュー

2024.04.20

4月22日チャリロト杯(FⅡミッドナイト)

◆レース展望

 まず初日特選の並びの確認から。東のラインは内山雅貴と副島和人の南関ラインに、宮城の三浦雄大が3番手回り。四国コンビは2段構えで和泉尚吾に久樹克門。九州は野口大誠が前で自在戦で名川豊がマーク策。3分戦になるが、九州コンビは四国勢に加勢するのがセオリー。今節は久樹克門と内山雅貴の同期対決だが、両者共に前回は完全優勝と乗れている。S級で実績があるのは内山で、久樹は来期が初のS級だ。ヤンググランプリの覇者の野口大誠だが、点数も落として、ギリギリ特選シード。シビアに番手捲りなら久樹が優勢だが、内山が、そうさせない展開も十分だ。

 予選で目立った選手は不在と言えるが小柳智徳や戸辺㮈希は、準決には進みそう。ショート捲りだが小竹洋平も一発はある。地元の1班は岩本純と守安政雄で番組には恵まれる。

 チャレンジは2世レーサーの望月嘉人、初優勝を決めた小笠原一真、捲りタイプだが小榑佑弥の優勝争い。ロングの仕掛けで望月、突っ張りが武器の小笠原は上昇気配。20年ぶりに優勝した55才の浜田昭一郎には頭が下がる思い。話題になっている野見泰要は、直近四ヶ月で最終バックを40本持っている。補充職人にもなっており、このままの勢いなら年収2000万円は夢でない。

◆A級特選インタビュー

久樹克門

四国ラインで和泉君の番手へ。連係は高知、2場所前の岸和田に続いて、これで3度目。自分も前回は完全優勝したけど、同期のうっちー(内山雅貴)も前橋で完全V。お互い、乗れていますね。普段から小倉竜二さんに世話になっている。来期は初のS級だし、恩返しをしたい。 

内山雅貴

自力。前回の前橋決勝は神奈川の金田涼馬君が頑張ってくれた。併走にもなったけど、内だから勝つ事ができた。 初日は先行、準決は捲りとスピードも出ていた。徐々に良くなっている感覚もありますね。

三浦雄大

3番手を回れる南関ラインの後ろへ。僕が3番手に付く事により、内山君も仕掛けやすいと思う。連係するのは今回が初めてです。 

副島和人

南関ラインで内山君へ。前回の前橋準決で千切れている。ただ、腰痛とインフルエンザ明けだったし、今回の方が大丈夫だと思う。とにかく強いレースを3日間、間近で見ました。 

名川 豊

九州で野口さん任せです。今迄、一度も前を回った事がないので。小田原で落車して自転車が潰れた。予備のフレームを2台持ってきたので、試しながら。 

和泉尚吾

僕が久樹さんの前で自力勝負。腰痛も出ていたので、前回の岸和田特選は久樹さんに迷惑をかけている。捲り追い込みでも差されるし、普通に駆けたい。まだS級に行った事がないので、今期は取りたい。もちろん、今行っても、通用しない事は分かっていますが。 

野口大誠

名川君に任せてもらったので前で頑張る。点数もかなり落としたし、やばい状態。子供に胃腸炎をもらってから良くない感じ。今回は九州の特選シードの自力選手がいないので厳しいな。 

◆地元選手インタビュー

野見泰要

目標にしていた直近四ヶ月で最終バック数が40本をクリア。詳しい事は分からないけど、多分、新記録だと思う。この記録の為に走っている訳ではないし、1着を求めている。ここは実質先行1車みたいなメンバーになり恵まれた。補充職人になっているけど、車にベッドなんて積んでいない(笑)。基本的に家に帰りたいので、無理しても帰っている。ただ、東日本の補充を受けると、向こうの選手は嫌でしょうね(苦笑)。現状、賞金は700万。このままだと、S級選手ぐらい稼げそうです(笑顔)。

守安政雄

岡崎君との連係は10年以上ないと思う。だから、かなり久々。徹底先行のスタイルを貫いているし、素晴らしいと思う。自分も、この2場所は予選で1着。少しずつ、戻っている感覚はある。やはり、地元だし結果を出したいですね。

岡崎克政

野見さんの記録は別格ですよ。岡山は増成富夫さんとは、凄い先行選手の先輩ばかり。チャレンジの方が成績は良いけど、やはり、上のクラスを走っている方が楽しいですよ。チャレンジは公傷もないし、怪我のリスクもあるので。野見さんの、最終バック40本は、絶対に真似はできない。

岩本純

悪かった膝が爆発して二ヶ月欠場。その後、2場所走ったけど、まだまだですね。運が良い事に、自転車を漕いでいる時は、膝の痛みを感じなかったけど、とうとう、厳しくなった。だけど、手術はせず、だましだましですね。増田君に付いて行ければ、1着か2着のメンバーですね。自力で勝つのは厳しい状態。

日浅保幸

う~ん、選手は与えられたメンバーで戦うしかないので。地元だけど、厳しいが、やるしかないでしょう! 自分1人なら気楽に走れるけど、桜井さんが任せてくれたので頑張らないと。