INTERVIEW前検インタビュー
2026.01.01
1月4日(チャリロト杯・F2ナイター・ガールズ競輪)
◆今節のレース展望!

今開催は、S級からの降格組が主役を務めそうな顔ぶれだ。前期S級は長屋秀明、西浦仙哉、小川圭二、森山智徳の4人。その中でも、総合力で一歩抜けているのが長屋秀明だろう。
前期は予選での勝ち星を含めて7勝。格上相手でも互角以上の戦いを見せていた。課題とされるロングの仕掛けを嫌い、位置取りや仕掛けのタイミングで補う変幻自在のレース運びも身につけており、A級戦では脚力差がはっきり出るはずだ。連係は中部同士の西浦仙哉。マーク専業ではなく、今なお自力のイメージが色濃く、タテ脚の衰えも感じさせない。
一方、異彩を放つのが55歳のベテラン・小川圭二。年齢を感じさせない元気さで、四国ラインの岡崎陸登と組み、本線撃破を狙う。息子たちもS級で奮闘しているが、実績という点では、まだ父の背中は遠い。
九州勢は中川聖大-森山智徳の布陣で臨む。中川は静岡出身ながら、吉岡稔真率いる不動会の一員として“競輪留学中”。勝ち上がり次第では、野口大誠が中川の番手を回る展開も想定される。
2班では、127期生の諸隈健太郎が特別昇班。これにより、地元の岩本純、多田晃紀、田上晃也、星島太志にとっても展開面でプラス材料が増えた。
チャレンジ戦は127期生による優勝争いが濃厚だ。参戦するのは谷澤優貴、馬越裕之、吉野太昴、山本康旗の4人。谷澤は前回松阪でデビュー初V。馬越は3場所前の静岡で優勝実績がある。吉野は新人リーグを経験しているが、不注意もあり、今シリーズが本デビュー戦。山本はやや波に乗り切れていない状況で、立て直しが課題となる。
ガールズ競輪は、鈴木奈央が競走得点トップでシリーズを牽引する存在だ。現在3場所連続優勝中と、文句なしの絶好調。力任せではなく、戦況を冷静に見極めて前々と攻めるレース運びが光っており、内容面でも充実している。
対抗格として注目したいのが、追加参戦の飯田風音。普通開催では決勝進出を外しておらず、この安定感は群を抜く。展開に左右されにくい走りができる点は大きな強みだ。
他にも、着実に力を付けている高木萌那、レース巧者の松本詩乃、先行勝負でも通用する西脇美唯奈、位置取りが渋太い宇野紅音と個性派が揃う。さらに、センスを感じさせる豊田美香、新人の千葉㮈美も参戦し、一筋縄ではいかないシリーズとなりそうだ。
◆A級特選インタビュー!

長屋秀明=自転車を輸送しているときにセッティングがズレて、それがずっと合っていない。今は走りながら合わせている最中です。調子が下がっている状態でのA級降格なので不安な部分も少しあるけど、後ろまでちゃんと連れてくるように、前々に仕掛けることを意識して走りたい。自力。
小川圭二=年齢的なものなのか落車の治りが遅くなっている。内出血がなかなか引いてくれなくて…。伊東記念はまるでよくなかったけど、そのあとの奈良は少しマシになったかな。岡崎君。
森山智徳=S級の最後の方は感じよく走れていた。また戻れるように頑張ります。中川君にお任せ。
中川聖大=斡旋が止まっていたのでレース感覚がどうかですね。自力勝負。
西浦仙哉=ずっと自力しかやってきていないし、ここまで来たらもういいやって思えるまで頑張りたい。トレーニングもまだやりようがあるので、それを考えるのも楽しいですよ。今は1年計画でやっていて、ちょっとずつ上向いている感じもある。たぶん初連係の長屋君。
岡崎陸登=広島のあとにインフルエンザにかかって1本欠場。練習は2週間弱くらいかな。直前は普通にできたし、やりすぎたってくらやってきたので、そこだけちょっと心配です。特選スタートは今回が初めて。予選と同じ走り方をしていたらダメだと思うし、よく考えてしっかり組み立てたい。自力。
内山貴裕=長屋君にはお世話になっています。S級の時に1着を取らせてもらったこともあったはず。腰痛が出て1ヶ月ちょっと休んでいたけど、直前は普通に練習できました。中部の後ろ。
◆地元選手インタビュー!
高嶋一朗=新年一発目のレースが地元というのは有り難いね。自分は変わらずそのままの調子で来ていると思う。目標の吉野君はこれが本デビュー初戦。普段はバンクで練習しているみたいだけど、俺がバンクに入らないから脚質とか強さは全く分からない。未知数の新人ほどこわいものはないし難しよね。番手でうまく援護できれば…。

吉野太晟=ここまでの欠場期間は練習しかやることがなかったので、ひたらす練習していました。基本はバンクで123期の先輩方と。同期の小西涼太は高校からの同級生なので、時間が合えば一緒にやったりしています。脚質ですか? デビュー前はダッシュだと思っていたんですけど、強い先輩とやっていたら、「そんなにないかも」って思うようになって、最近は何が長所なのかよく分かりません(苦笑)。しっかり主導権を取ってラインで決められるように頑張ります。

高田大輔=やべーっすね。めっちゃ点数を落としたし、頑張らないとマズい。体調が悪いとか練習ができていないとかではないし、どこかでキッカケを掴めれば…。

星島太=去年1年はずっと腰が悪くて、帯状疱疹になったりもして、全てがうまく噛み合わなかった。高知の落車で狭窄症も進行していると分かって…。でも一番はやっぱり腰ですね。引退するまで手術はしないようにと思っていたけど、そうも言ってられないくらい悪い。ここまでは、だましだまし、できる範囲の調整をしてきました。高知両者の後ろで脚を溜めます。

岩本純=青森の落車は肋骨6本と肩甲骨の骨折。復帰して3場所走ったけどまだ全然ですね。自分みたいに体重のある選手は落車のダメージも大きいのかな(苦笑)。年末年始は31日まで普通に練習して、1日と2日は普通にお正月をしていました。田上君とは何度かあるし信頼して。

田上晃也=4ヶ月の欠場は誘導員の早期追い抜きによるもの。レース中は全く気付いてなくて、引き揚げてきてから先輩方に「ヤバいぞ」って言われたときも「またまた~、冗談やめてくださいよ」みたいな感じだったんです。改めてVTRを見たらしっかり抜いていましたね…。ここまでの間は練習しかすることがなかったので、自分なりにしっかりやってきました。その成果がここで出ればいいんですが…。

多田晃紀=こうやって成績を見ると波が激しすぎますね。安定感ゼロ(苦笑)。前期の後半はハンドルまわりを変えたり色々したけど全部しっくりこなくて…。今回は元に戻して走ります。地元はチャレンジ含めてまだ優勝がないので今回こその気持ちで頑張りたい。
