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INTERVIEW前検インタビュー

2026.06.20

6月28日(前検日コメならウィンチケット杯・F2ミッドナイト・ガールズ競輪・高松市主催)

◆今節のレース展望!

 3場開催のミッドナイト競輪で、今節は7R制。ガールズ競輪2個レース、A級1・2班戦5個レースで争われる。

 来期S級昇級を決めているのは長屋秀明と島村匠の2人。初日特選は好メンバーが揃い、蒋野翔太の自在戦に四国の小原周祐が続く布陣が有力。中部勢はパンチ力ある長屋秀明を中心に、追加参戦となった高間悠平が援護する。九州勢は半田誠が先導役を務め、番手、3番手は流動的だが、競走得点上位の島村匠と実績豊富な金ヶ江勇気の同期コンビがどう連係するかはシリーズの大きな見どころとなる。

 今期の優勝回数トップは小原周祐の4V。準決勝で2度落車する不運はあったものの、それ以外はすべて決勝進出と抜群の安定感を誇る。勝負を懸けたレインボーカップファイナルでS級特進を逃した悔しさは大きく、その雪辱を期すシリーズでもある。

 予選では復調著しい白上翔に注目したい。前回の松山モーニングでは3連勝の完全優勝を飾り、本来の力を取り戻している。地元の田中和磨も地元戦らしく気迫十分で勝ち上がりは濃厚。一発を秘める存在だ。ベテラン山口智弘も3場所前の伊東ナイターで優勝を飾っており、巧みなレース運びで上位進出を狙う。

 ガールズ競輪は児玉碧衣が早々と不参加届を出している。そのピンチヒッターとして坂口楓華が参戦する。パールカップ(GⅠ)では悔しい結果に終わったが、大病を乗り越え、通常開催では力の違いを見せつけており、優勝候補の筆頭だ。

 対抗には同じくパールカップ組の鈴木奈央。坂口より先に仕掛ける展開に持ち込めれば逆転も十分ある。さらに太田瑛美、加藤舞、熊谷芽緯、松本詩乃らは優出の想定メンバーで、見応え十分のシリーズとなりそうだ。

 なお、ガールズ競輪は欠場の影響もあり、初日から6車立てと7車立てでの実施。やや寂しい番組構成となったものの、実力者が揃っただけに内容の濃いレースが期待できる。

◆A級特選インタビュー!

小原周祐=四国ラインで蒋野君へ。今期も2回連係していて、1着も取らせてもらっている。今期も優勝が4回あり恵まれている。まだ下手だけど、これからは追い込み選手として頑張って行きたい。ただ、タテをメインにやるか、ヨコで売り出すか、同期達に相談している。

半田誠=自力。3分戦で、ラインは3車になったので仕掛けやすい。ワールドカップのサッカーに夢中なので、池田君と一緒にユニフォームで欠場入りしました。ブラジル戦を気持ち良く応援したいので、良い成績を取らないと。来期も、A級のままです。

長屋秀明=自力。来期はS級に復帰。競走得点を100点にするのが目標です。玉野は1月に走り準優勝だった。

島村匠=九州の3番手。自分の方が点数を持っているけど、金ヶ江君は同期同級生。2人の時は後ろだし3番手で良いと思っていた。前検日の前日は金ヶ江君、田中和磨君と3人で食事に行きました。

高間悠平=中部近畿で長屋君へ。失格があるから来期もA級です。今期は、今のところ、点数は取れている。真っすぐ走り、失格だけは避けたい。

金ヶ江勇気=自分が半田君の番手へ。俺は人気になってもチルト3だから、結構、飛んだりします(笑)。中2日だけど脚の感じは良いと思う。

蒋野翔太=自力自在に。玉野は4月に走り準優勝だったけど恵まれです。今期もS級の点数は厳しいですね。小原さんが1番車だし、そこは仕掛けやすい。

◆岡山所属選手インタビュー!

土井柚姫=玉野を走るのは選手になって初めて。しかも兵庫から岡山所属になってから初なので緊張しますね。先日のG3開催で、結婚報告会をやってもらえた。良い思い出にもなったし、色々な人から祝福もされて感謝です。あとは、選手としても頑張っていきたい。

櫻井太士=弟子の保田浩輔君や中原航大君、鳥取出身のメンバーもみんな頑張っているので。自分もまたS級に戻れる様に頑張りたい。地元だけど、いきなり初日から競りになる。山崎航君は強いし、2分戦だから仕方ない。目標のない照屋君の気持ちも分かるので。

田中和磨=広島モーニングで失格があるからS級の点数は取れない。91.90あるから、本当は点数が取れているし、もったいない。また来期、頑張れば良いと思っている。昨日は同期の島村匠君や金ヶ江勇気君が前泊して岡山で食事をしてきた。良い時間になったけど、レースは別なので。今回は地元戦だし優勝できる様に頑張りたい。

◆香川所属選手インタビュー!

渋谷海=3歳の子供がひとりいるので、髪の毛はパープルに染めてきました。函館ナイターの落車は親指の靭帯損傷。それから1カ月振りの実戦になるけど大丈夫だと思う。ここは池田伍功羽君との2分戦ですね。後手を踏まない様に確り仕掛けたい。今回、高松市営の開催なのは知っていたし、地元のつもりで頑張りたい。

眞砂英作=年上の原田さんの番手へ。確か、防府でも連係していて、前で頑張ってもらっている。清水裕友さんの弟子なので、アドバイスがあり、主導権に拘るレースだったと思う。僕は自在選手だけど、原田さんは徹底先行だし、番手で援護をやりたい。師匠は香川雄介さんだけど、脚も気持ちの強さも全然違いますね。

◆ガールズ競輪

鈴木奈央

 先日、オールスターのファン投票の順位が発表された。鈴木奈央は2749票で前年から順位を上げたが13位。男子はドリームの次にオリオン賞があるが、ガールズ競輪はドリームの7人だけだ。鈴木奈央は「多くのファンが投票してくれ、嬉しいし感謝の気持ちでいっぱいです」。ただ、準決がフリーパスになるのはドリーム組の7人だけ。ファン投票で選出されるのは上位の20人で、あとは普通に競走得点の上位者になる(点数がなくて、上位20人に入った選手は恩恵が大きい)。鈴木奈央の気持ちを推察すれば、少し複雑だったかもしれない。前走のパールカップ(G1)の感想を聞くと「脚力がないけど難しかった。予選は佐藤水菜さんがいて、どうすれば良かったのかな…。佐藤さんがいるレースと、そうでないレースは組み立ても違ってくるから」。松戸のオールガールズクラッシク(G1)は1着、1着で優出。非凡な競争センスとタテ脚があり、グランプリを狙える選手。才色兼備を代表する選手であるし、更に高みを目指していく。

坂口楓華

 今のガールズ競輪は、佐藤水菜の1強状態。G1で世界トップクラスのアスリートのサトミナに勝つのは至難の業。賞金も高くなり、例えばパールカップ(G1)の優勝賞金は700万円。2着でも270万円ある。普通開催の優勝賞金が54万円であるから、G1の準優勝でも普通開催の優勝の5回分だ。年末のグランプリの賞金争いを考えると、サトミナが全部G1を勝つとすれば、G1の準優勝、決勝3着の賞金は大きくなる。坂口楓華は「私とは実力差があるから、佐藤さんに勝つのは難しい。だけど常に勝ちたい欲求はある。山原さくらさんとか、児玉碧衣さんは、2・3着狙いでなく、常に倒しに行くレース。私も、そういうレースが目標だし、意識しています」。直前は、趣味のマウンテンバイクでリフレッシュ。「自然が好きと言うか、山の中で遊ぶのが大好きなので。いつも、自転車の事ばかり考えているけど、これからはSNSでも無理のない範囲でファンとも交流していきたい」。競輪に真摯に向きあっているし、大きなレースを獲って欲しい選手のひとりである。

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