INTERVIEW前検インタビュー
2023.09.17
9月23日 ベビロト3周年杯(FⅡミッドナイト・ガールズ競輪)
◆ベビロト3周年杯を迎えて
チャリロトのYouTubeのキラーコンテンツでもある、お笑いコンビのストロベビーが放送する「ベビロト」。番組の3周年を記念し、今節の冠レースは「ベビロト3周年杯」。ミッドナイトを中心に、ディエゴさんと生いっちょうさんで、ほぼ毎日の配信。今回は特別に吉本興業のゲストを迎えての放送。初日は鬼越トマホークの金ちゃん。2日目がピスタチオの伊地知大樹。最終日がダイヤモンド小野竜輔さんで、車券対決があり、誰が勝つか3連単で予想して、的中者には抽選で吉本興業特製のマグカップをプレゼント。
そこで生いっちょうさんに抱負を伺うと「彼らに対して負けられない闘いが続く。相方と肩を寄せ合って、勝ちに行きたい。こうやって番組を続けられたのも、リスナーさんのおかげ。毎日、ファンとの触れ合いがあり、番組をやっていて楽しいですよ」。
今節の注目選手は「やっぱり熊本の徳永哲人選手ですかね!前回、四日市では完全優勝!自力も捌きもできるのはもちろんですが、ミッドナイトなので車番も良いということで大本命です!あとは鹿児島の川又裕樹選手です!直線の追い込みで別線と絡みが多いのでこの選手が車券に絡むとオッズがいいので大好きです(笑)配当的にも番手絶好ラインワンツーより別線との絡みを狙いたいと思います!」。
◆今節のレース展望!
前期のS級戦でF1初優勝を決めた徳永哲人が乗れている。今期は、これで玉野は3度目の斡旋。8月開催では優勝しており、バンクとの相性の良さもアピール。近況の成績も充実しており、前回の四日市でも完全優勝。タテシャープな選手で、いざとなれば、ショート捲りは打てる。連係するのは熊本の後輩の野口大誠。誰もが知るヤンググランプリの覇者であり、前回の高松で完全優勝。ロングの仕掛けは苦手であるが、レースの立ち回りは巧い。熊本競輪場の復興が正式に決まり、これも、2人にとって高いモチベーションになっている。
地元は青木瑞樹が特別昇班を決めて、これが1、2班戦は3度目の出場になる。前回の久留米はピンピンで勝ち上がり、決勝5着。中央大学の出身で、学生時代は中長距離種目を得意にしていた。高津晃治や田中和麿のガードで、いきなりの地元優勝も可能だ。
中部ラインは徹底先行の林敬宏の出来がカギ。これには同県の島野浩司がマーク策だが、地区的に第3ラインの評価になる。
ガールズ競輪はレース巧者の石井寛子が中心のシリーズだったが追加で坂口楓華も入ってきた。これに当地強い山原さくらもいて、この3人の優勝争い。石井寛子はオールスターのアルテミス賞で優勝し直前の平塚で完全優勝。坂口楓華は、決勝で1着失格直後のレースで精神面も気になる。山原さくらは、一日、警察署長をやり話題になった。若手では飯田風音も予選では1着を量産している。
◆A級特選インタビュー!
徳永哲人
自分が前で自力自在に。最悪、引けない時は別だけど、基本はタテ勝負。今は熊本の強い若手と一緒に練習をやっているので。朝はグループで集まり、その後は自分で室内トレやウエイトをやっている。ずっと体操をやっていたし、大学を卒業してから非常勤の教員を2年やっていた。その時の教え子が塚本大樹で、よく競輪のネットニュースに出ていると思う。僕がS級で初優勝し、その後、彼も優勝しましたね。
野口大誠
徳永先輩の番手で甘えます。過去の連係は、全部、自分が前でした。これはこれと言ってもらえたので、今後の並びに差し支えはないそうです。その時々で決めようと。感じは悪くないけど、初日特選の成績は酷すぎますね。
高津晃治
自分でやっても厳しいと思う。なので、愛知コンビの後ろに決めました。強いのは熊本勢だけど、逃げるのは林君なので。あとは、準決は普通なら青木君が一緒でしょう。勝ち上がって欲しいですね。
越智展孝
混戦になって動くのは良いけど、任せてもらっても厳しい。なので、高津さんに先に決めてもらう、熊本コンビの後ろになりました。
島野浩司
愛知同士の林君の番手へ。連係するのは初めてです。500勝まで、あと6勝だし、早めに決めたい。次は地元の豊橋だし、それまでに調子もあげたいですね。
渓 飛雄馬
高津君と越智君と話して、決めずに走る。まあ、初手はライン的に徳永君の4番手になると思う。今回は、そこまで仕上がっていない。
林 敬宏
自力。玉野を走るのは初めて。実質先行1車だけど、徳永さんは強いので。最近、あまり逃げる事が出来ていないし、積極的に駆けたい。
◆地元選手インタビュー
三宅玲奈
基本的に自力がないので位置取り次第ですね。少しでも良いポジションを確保したい。昨日は同期のアヤパン(福田礼佳)が内に泊まっていきました。中3日の追加だけど、早めに連絡は受けていたので。
戸伏康夫
副支部長の公務もあるけど、それは慣れました。気負いはないけど、あまり地元戦で結果を出していない。今回は決勝に乗るつもりで頑張りたい。
岡田浩太
自転車屋も繁盛しているので、本当、忙しい。嫁からは、もう今回で辞めたら?と言われています(笑)。だけど、まだまだ走りたい気持ちがあるので。
丹波靖貴
僕らマーク選手は展開次第。いくら前の子が強いと言っても、ダッシュ戦だと離れてしまう。まだ青木君とはコミュニケーションがとれていないので、ゆっくり話したい。
青木瑞樹
鳥取の人間は昔から岡山で選手になる流れがありますね。鳥取閥と言うか、僕の師匠は桜井太士さん。強い人で言えば、河端朋之さんも一緒です。まだパワーがないので先を見据えて仕掛けたい。
田中和麿
前期はS級だったけど、これなら失うものはないですよ。やはり負け癖がついてしまったので。人気になると思うので、出渋らずに仕掛けたい。
野崎将史
高知ミッドを1本休んだけど、配分がつまっていたので。田中君は人気だし緊張しているのでは…。まあ、格上だし好きに走ってもらいます。
高津晃治
ごちゃごちゃになってからの自力なら良いけど、任せてもらっての自力は厳しい。だから、回れるところから。良い意味で平行線だし、脚は作ってきたつもり。