INTERVIEW前検インタビュー

◆今節のレース展望！

　追加で入った島川将貴が乗れており、シリーズリーダーだ。９車より、７車の方を得意にしているが、今年年頭の和歌山記念では、準決以外、オール連対だった。破壊力のある仕掛けで一気に前団を飲み込む。今節は広島市主催の開催なので、大川龍二は地元意識がある。中四国ラインで島川将貴を目標に、鋭いタテ脚で逆転も可能。　

　南関は渡辺雅也の機動力に福田知也がマーク策。渡辺雅也は、小さくまとまりすぎているが、偉大な遺伝子が流れ、競走センスは抜群。番手の福田知也も地元川崎記念を優出して流れは良い。

　飯野祐太には佐藤礼文が東のラインで連携。佐藤礼文は、直前の岸和田開催で、伊藤信を目標に優勝している。金子幸央が予選スタートなので、準決以降は栃茨ラインが形成される。瓜生崇智は成績に波があり、つかみどころがない。準決は若手の後藤大輝との連係が基本。

　Ａ級戦は安彦統賀のパワーがリード。ここ８場所、決勝を外しておらず、優勝２回、準優勝３回の好成績。これには東のラインで出沢拓也がマーク策。九州は松本憲斗に前Ｓ級の田中洋輔。中四国ラインは予選スタートだが黒瀬浩太郎に広島同士の大瀬戸潤一郎がつけて３番手は広川泰昭。若手の長谷川飛向と長松大祐も決勝に進出しそう。

　ガールズ競輪は、元女王・小林優香が復権にかける年。直前の地元小倉では完全優勝と波に乗ってきた。当地も苦手意識はなく、８場所前に優勝している。メンバー的にも完全優勝が濃厚だ。競走得点が５０点以上あるのは、岩崎ゆみこ、松本詩乃、吉村早那香、比嘉真梨代、渡部遙、伊藤のぞみ。急激に立ち直り、自力で見せ場以上の走りをやっているのは渡部遙。爆発力のある岩崎ゆみこ、センスある吉村早那香も軽視はできない。

◆Ｓ級特選インタビュー！

福田知也

南関ラインで渡辺君へ。郡司君のＧ１優勝は嬉しいし、神奈川と言うか、南関にとっても大きいですよ。自分も点数を戻して、郡司君の後ろを回れる様にしないと。自力でやっていた時に、渡辺君のお父さん（晴智）の前で何度も自力は出しています。恩返しですか？　確かにそうですね（笑）。

島川将貴

自力。今回は中３日の追加です。ただ、２場所前の久留米の準決から腰の痛みがあって…。前回の川崎決勝も茨城２段駆けの上を捲り優勝したけど紙一重だった。腰を庇うせいか、踏み出しが良くなかった。あの強い犬伏君でも、全日本選抜の決勝に行けなかったし、みんなのレベルが更に上がっていると思う。

佐藤礼文

東のラインで飯野さんへ。まだ追い込み選手として、どう考えていけば良いのか、分かっていない。その辺りは、同県の先輩達にアドバイスを貰いながら。前回の岸和田の優勝は伊藤信さんが捲ってくれたおかげ。空いている位置が、伊藤さんの後ろだったけど、空いていなくても、そこが優勝に一番近いと思っていた。

飯野祐太

自分でやる。昨年はＦ１で３回優勝。新田祐大君の早期追い抜きは残念。個人的に言えば、ルールが厳しい気がする。鐘の４角すぎに、もう少し猶予のある空間を作れば良いと思うし、今の線より手前にすれば、コーナーが遠くなるから、必ずしも前受けが有利でなくなる。

渡辺雅也

自力自在に。静岡記念の準決勝ですか。松井宏佑さんの番手で緊張した。南潤さんに飛び付かれて脚を使い、小林泰正さんの捲りを止められなかった。力不足だけど良い経験になった。

大川龍二

中四国ラインで島川君の番手へ。特選に繰り上がってラッキーですね。今回は久々の連係だけど、過去に３回ぐらい後ろを回っている。広島市主催の開催だから、地元のつもりで頑張りたい。

瓜生崇智

単騎で走る。ドジャースの山本由伸選手の通訳が高校の先輩。なにか会えそうな気がするので、嬉しいですよ。松岡貴久さんは前検日の当日欠場だし、残念です。

◆Ａ級特選インタビュー！

安彦統賀

自力。玉野を走るのは初めて。前期はＳ級の点数を取れているから、来期はＳ級だと思う。今はそれを見据えてレースをやっている。多分、松本さんとの対戦は初めて。

大瀬戸潤一郎

自分でやる。九州の後ろも空いているけど、広川君も任せてくれるので。出るかどうか分からないけど、捲りは狙っていきたい。

田中洋輔

九州ラインで松本君へ。前期は初めてのＳ級だったけど良い勉強になった。降級後も、３場所連続して決勝に乗れているので悪くないと思う。

広川泰昭

大瀬戸さんは、自分でやると言っているんですか。それなら中四国同士だし、任せるのが自然ですね。頑張ってもらいます！

出沢拓也

藤田さんの了解を得て安彦君の番手へ。初連係だけど、強いのは知っています。しっかり仕事をしたい。

藤田大輔

東のラインで結束して３番手。自力をやめた訳ではないけど、番組次第と言うか、みんなが求める走りをやっているだけ。

松本憲斗

自力。玉野はチャレンジで完全優勝して以来、２度目です。ライン２車だけど、後方にならない様に仕掛けたい。

◆広島選手インタビュー！

黒瀬浩太郎

前回の奈良ミッドが１、２班戦の初優勝。正直、ほっとしたのが素直な気持ちです。この後、ピスト６を挟んで、来月の松山記念の時に１２３期のルーキーチャンピオンがある。そこで優勝するのが当面の目標です。

大瀬戸潤一郎

準決は黒瀬君と一緒だと思うけど、その前の特選で勝ちたいですね。練習は弱いけど、気持ちだけなら、捲りが決まる気がする（笑）。広島市主催の開催だし、いつも以上に気持ちも入っています。

藤高千恵

デビューしてから、まだまだだし、力の無さを感じています。流れに乗れる様に頑張るだけ。前節は旦那（藤井將）も走っていました。

増原正人

年頭の小倉で失格したし、挽回していかないと。ここは中四国ラインで小川君。連係は何度もあるし信頼して。

木村幸希

単騎でやる。ラインが出来ても厳しいし、他地区には付けない事にしています。だから、地元の峰重さんには、九州の後ろに行ってもらいます。

大川龍二

昨年１２月の広島記念イン玉野は一次予選で１着。だけど、インフルエンザで、そのまま二次予選を走らず欠場になってしまった。その分も、頑張りたいですね。松岡貴久君が前検日の欠場で特選に繰り上がった。そのツキは活かしたい。

◆岡山選手インタビュー！

田上晃也

自力で。前節のナイターは誘導をやっていました。朝イチのレースだし、勝ち上がれる様に頑張りたいですね。

長谷俊昭

とにかく離れて田上君に迷惑をかけないように。確か１回連係があるので、これが２度目だと思う。１、２班戦は、みんな強いけど、頑張りたい。

高田大輔

中四国ラインで横内君の番手へ。連係は何度もありますよ。捲りの決まり手はゼロになったけど、どこかで出したいとは常に思っている。こう言う目標のあるレースは、しっかり仕事に徹したいですが。

藤原悠斗

黒瀬君と連係するのは３度目かな。高松の２日目は千切れていて、その後は、３番手から突っ込み同着だったと思う。今回は、綺麗に抜きますよ（笑）。いや、抜きます！

猪頭香織里

前回の途中欠場ですか。最終日の朝、起きたら、ギックリ腰で動けなくなってしまい。元々、腰は悪くないし、初めての経験だった。その後は、鍼とか、治療に専念。三連休の前にバンクに入ったら、普通に練習はやれたので、多分、大丈夫だと思います。

高津晃治

小川君、増原君の後ろで中四国３番手。最近、老眼が酷くなり、車間の取り方とかも、おかしな時がある（笑）。年には勝てないですよ。脚は展開次第と言ったところ。

峰重祐之介

点数もないのに、後藤君、阪本君の後ろを回れて感謝です。そこが本線だと思うので。しっかり追走して自分の位置を守りたい。

三宅達也

最初の想定メンバーは、月ちゃん（月森亮輔）のところに大川龍二君が入っていたんですか。いつも月ちゃんは前々に攻めてくれるし、心強い。わしの脚は普通ぐらい。

◆月森亮輔

予備から前検日の午前中に正規に繰り上がった。補充は入る準備はしてあったので、大丈夫だと思う。自力だけでなく、何でもやっていきたい。

◆６レースガールズ予選①インタビュー

岩崎ゆみこ

基本的に良い方向に向かっているとは思う。ベースは、これからも自力勝負。失敗する時は、内に詰まるケースが多く、レースでの反応が課題です。

藤高千恵

好位狙い。デビューしてから、厳しさを感じている。前節は、旦那（藤井將）が走っていました。小倉を１本欠場したけど大丈夫です。

松本詩乃

自力、自在に。前節の地元戦は４着、４着で勝ち上がりに失敗。ただ、最終日に１着を取れたので。玉野を走るのは、これで３度目です。

猪頭香織里

取れた位置から。岐阜の途中欠場ですか。最終日の朝、起きたら、急にギックリ腰で…。その後は鍼治療とか、体のケアに専念。三連休前のバンク練習では、普通に走れたので大丈夫だと思う。

吉村早那香

自力勝負。２場所前の地元決勝で落車して、首とか肩を痛めけど大丈夫です。前回の松戸ミッドも１着、１着で勝ち上がれたので。

青木美優

自力がないので、前々に攻めたいですね。

比嘉真梨代

自在に攻める。京王閣ミッドは腰痛で途中欠場。最近、ずっと良くないし、少し我慢の時かも。

◆７レースガールズ予選①インタビュー

小林優香

自力。玉野は８場所前に優勝していて、地元より、呼んでもらっているバンク。走りやすいイメージもありますね。今年に入り、体調不良が続いていたけど、前回の地元で優勝する事ができた。直前も、しっかり練習はできました。

清水彩那

自在に攻める。前回の小倉は５場所ぶりに決勝に乗れた。玉野も３場所前に走り、最終日は１着でした。

岡村育子

取れた位置から。

渡部遙

自力。この間の小倉ミッドで小林優香さんに善戦できたけど、展開の助けもあったから、たまたまだと思っている。急激に良くなったけど、特に変わった事はやっていない。昨年、腰痛で二ヶ月休み、その後の前橋で優勝。そこからですね、成績が上向いたのは。

塩田日海

流れに乗れる様に頑張りたい。玉野を走るのは２度目。前回の玉野は、最終日に車立てが揃わず、レースカットでした。

川路遙香

自在に。前回の地元西武園ミッドは決勝に乗る事ができました。

伊藤のぞみ

自在に攻める。玉野を走るのは初めてです。