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INTERVIEW前検インタビュー

2023.10.08

10月15日(両備バス杯&CTC杯・F2ナイターガールズ競輪)

◆今節のレース展望

 まずは地元の新鋭レーサー、山根慶太が特別昇班しての緒戦。兄はS級で活躍している山根将太。この選手がどれぐらい走れるかでシリーズの流れが変わる。予選、準決をクリアすると、山根慶太に滝本泰行、山崎泰己の地元3人の布陣になる。滝本泰行は自力兼備の選手だし、流れ的には優勝に一番近い。

 東日本は菅野航基が先導役で石川雅望、内田玄希の関東両者がマーク策。菅野航基は2場所前の武雄ミッドで優勝し、番手の石川雅望は安定感抜群。今期は2度の優勝と、準優勝も2回ある。決勝を外したのも3回だけだ。

 予選では熊本の河崎正晴、ベテラン木村浩宣が1着を量産している。鉄人だった三ツ井勉のジュニア、三ツ井武も良化している。

 ガールズ競輪はビッグネームの小林優香が優勝に一番近い。ヘルニアの手術で休む期間があり、競走本数が足りず、小倉競輪祭には出場できない。この悔しさを晴らしたく日々精進。松戸のオールガールズは勝ち上がりに失敗して5着、2着、2着。体調さえ戻れば、来年は女王に復権する。先行力のある石井貴子、レース巧者の林真奈美や高尾貴美歌、山口真未が上位級の脚を持っている。

 チャレンジは新鋭レーサー同士の戦い。限りなくマーカーに近い走りをやっている都築巧に期待。外競りも苦にしないスタイルは面白いのひとこと。自力もあるが、渋い走りは新人とは思えない。あと優勝経験があるのは地元中原航大と鳥海創。

◆A級特選インタビュー

1櫻井  丈

 かなり悩んだけど東の4番手から組み立てます。これが10年前なら確実に競っていた。俺も大人になったね(苦笑)。

2滝本 泰行

 7月の地元戦は初日に失格してお帰りだったし、今回の目標は3日間しっかり走りきること。格下相手の二分戦ならやりようがあるけど、格上との二分戦だし困りましたね(苦笑)。シンプルに引くだけじゃキツそうなので、いろいろ考えてずる賢く走ります。

3石川 雅望

 安定しているように見えるだけ。本当に強い選手ならレインボーカップの権利を取っている。決勝を3回外しているのも自分的には不満です。櫻井さんと内田さんに断りを入れて菅野君にマーク。

4宇根 秀俊

 最近はずっと飛び散らかしているので、そろそろ頑張らないと…。滝本君と山崎君の前後がどうでも自分は3番手。付かせていただきます。

5内田 玄希

 自力が出ているのはたまたま。そういう番組だから出しているだけで、動きたいわけではないです。石川君が菅野君に行くならその後ろで3番手。

6山崎 泰己

 1年くらい前から岩津裕介さんと一緒に練習していて、レースに対する取り組み方とか考え方とかいろいろ勉強させてもらっている。落車して中5日だけど走る分には大丈夫。後輩のたっきーにお任せ。

7菅野 航基

 来期からのS級に向けて、今は意識して長い距離を踏むようにしている。中3日でも休まず練習してきたので脚はパンパンですが、走る以上はしっかり頑張ります。自力。

◆地元選手インタビュー

森佑樹

今回は予備からの繰り上がり。昨日(13日)の17時頃に連絡がありました。入ると思わず、がっつり練習していたので、体はかなり疲れています。僕の記憶が確かなら地元を走るのは1年以上振り。去年の9月の岡野順一さんのラストランのシリーズ以来だと思います。

鳥丸晃順

武雄のあとにインフルエンザにかかってしまって、正直どこまでやれるか未知数。まずは1本走ってみてですね。目標にする森君とは何度もあるし全面信頼のマークです。

中原航大

1・2班戦にいる山根慶太君は倉吉西高の同級生。一緒にデビューした青木瑞樹君と保田浩輔君も同じ高校の同級生です。前回の別府で連勝記録がストップしたので、ここからまた仕切り直しのつもりで頑張りたい。

水本博行

自分はもともと自転車をいじるのが大好きな人間。落車した奈良ミッドのあとにセッティングをいじって、今のは守澤太志君仕様のやつです。これにしてからスムーズに進むようになったし、良い感覚で走れていますよ。

三宅愛梨

(8月の)落車の怪我はもう大丈夫。元気いっぱいです。自分は昔から転び方というか受け身の取り方が上手みたいで、何回落車しても大きな怪我は一度もない。コメントは『地元の意地!』でお願いします。

藤原亮太

前回の青森で3日間叩いてしまったので、今回はセッティングを全部変えてフルモデルチェンジ。ぶっつけ本番でどう出るかですね。地元で良い車番をもらったし一撃狙ってみます。

光畑政志

状態は特に変わりません。藤原君がいるなら任せるだけです。

中尾翔

う~ん、良くないですね。何が原因かは分からないけど、最近はずっと体に力が入らなくて…。練習だけは腐らずやっているので、相性のいい地元バンクでキッカケを掴めればと思っています。まずは初戦突破を目指して!

山根慶太

9連勝を決めた高松の決勝はすんなり中団でラッキーでした。ここまでの練習は変わらず普通。仕上がり具合も普通だと思います。初めての1・2班戦ということで緊張はあるけど、あまり気負わず自然体で走れれば…。

榊原洋

毎年、夏の終わりから秋にかけては成績がいいのに、今年はイマイチ上がりきらないですね。山根君と一緒になるのは予想通り。どちらかといえばスプリンターみたいだし、僕的にはそっちの方がありたがい。離れないように集中して。

滝本泰行

7月に落車して実戦復帰したら、目標のいる番組が自然と増えて、それでこんな感じの決まり手になってしまった(苦笑)。今は前みたいな先行捲りではなく、自在基本に流れで何でもというスタイル。完全二分戦で難しいけど何とかします。

山崎泰己

前回の落車は躊躇しながら(コースに)入ったせいで遅れて挟まってしまった。帰ってから岩津裕介さんに「無駄な落車するな」と注意されたし、入るなら入るで思い切りいけばよかったと反省しています。体は一応大丈夫なので、地元の気合で頑張りたい。