
INTERVIEW前検インタビュー
2025.05.31
6月4日(スピチャン杯アドバンスルーキー・FⅡミッドナイト・アドバンス)
◆ケイリンアドバンスとは
KEIRIN ADVANCE(ケイリン アドバンス)は、男子競輪にガールズケイリンと同様の「先頭固定競走(インターナショナルルール)」を採用した新たなレーススタイルです。「一番速いヤツが、勝つ」――シンプルで直感的な競技ルールのもと、競輪の初心者がつまずきやすい“ライン”の概念を排除。競技の本質である「ケイリン」により近い形で展開されるため、若い世代や新規ファンにもわかりやすく楽しめる施策として注目されています。
競輪の常識を覆す新ルールで、スピードと戦略がぶつかり合うKEIRIN ADVANCE。これからの競輪の進化を、ぜひチェックしてみてください!
◆今節のレース展望!

今節はインターナショナルルールに基づいたケイリンアドバンス。ヨコのないケイリンだから、断然、自力選手が有利。しかも枠の有利、不利も大きく、車券的に荒れる要素は少ない。127期の新人は経験済みだが、1・2班の選手は初めてのケースも多い。
A級戦は村上竜馬に期待する。玉野バンクの配分も多く、今期はこれで4度目。その内の2回は優勝と、ドル箱バンクにしている。スピード自慢の走りで、一気のスパートで押し切る。新鋭の橋本陸が次ぎの評価。直近、12場所でバック数は21本。しかも逃げの決まり手が8回で、捲りが3回。直前2場所も優出しており、伸び盛りの新人だ。福岡に移籍して時間が経った浅見隼も、怖い選手のひとり。やや乱調気配だが、5場所前の別府ナイターで優勝。中団以内を確保できれば、鮮やかに捲ってしまう。追い込み陣では開坂秀明、宇佐見裕輝、長井優斗が点数を持っている。自在選手は土屋壮登、福田要、野村典嗣は確り走りそう。
新人で優勝しているのは、2世レーサーの丸山留依、三澤優樹、安達光伸の3人。丸山は、在所成績は7位で、南関を背負って行くスター候補生。三澤はセンスのある走りで、前回のいわき平で優勝。安達は養成所時代から先行に拘っており実戦タイプ。在所成績も3位で、将来性は一番ある。卒業記念レースで優出しているのは静岡の大塚城。こちらもサラブレッドで能力は高そう。前回のいわき平では決勝3着だった。在所成績が8位で卒業記念で5着の新垣慶晃も、スピードはある。前回の別府では1着、4着で優出に失敗したが、デビュー戦の熊本は決勝3着だった。
◆地元選手インタビュー
内藤敦
初のアドバンスだし楽しみたいですね。新人もいっぱい出て来たし、これから未来のスターばかり。自分は膝を痛めていて、走ってみないと分からないけど、地元だし頑張りたいですね。支部長としてですか? 来月はGⅡのサマーナイトもあるので。

岡田浩太
どうコメントしたら良いんでしょうか。作戦面のコメントは駄目だし、今は自力もない。取れた位置から最後は追い込みたいですね。

藤田楓
親父が前回のミッドで優勝出来なかった。親子制覇が目標だったし、自分が頑張ります!ほぼ、毎日、バンクに入って練習をやっている。あの年になり、上位選手相手に自力を出している親父は凄いと思っています。養成所の時より、強くなっている気もするけど、同期も更に強くなっているので。今はアマチュアの時に戻っているようで、毎日が楽しいです。

吉野太晟
大学は朝日大学で、師匠は藤原亮太さん。自分の持ち味はダッシュ力です。前回、初勝利を飾ったけど追い込みだったので。今度は自力で勝ちたいですね。

土井慎二
大学まで野球をやっていて、親父が選手でもあるから、この世界を目指しました。まだデビューしてから1着がないので、地元で勝つ事が出来れば。コメントは自力でなく、自力・自在でお願いします。

小西涼太
バンクに入り、青木さんや保田さん達と練習をやっています。法政大学の出身で師匠は藤原亮太さん。養成所時代から逃げていたけど、実戦になってから、まだまだです。動く人を見ながら、前々に攻めて行きたい。

柏野健吾
叔父さんが師匠でなく、三宅達也さんが師匠です。もちろん、叔父さんからも色々とアドバイスを貰っています。師匠からは、思い切ってレースをやってこいと言われました。デビューしてから3着が最高なので連対できる様に頑張ります。
